未来の発毛〜もう効果がないとは言わせない

未来の発毛〜もう効果がないとは言わせない

ips細胞

ips細胞とはどんな治療法?

ips細胞という言葉を聞かれたことはありますか?
この細胞は、人工多能性幹細胞ともいいますが、 京都大学の山中伸弥教授が成功をおさめた万能細胞のことを言います。簡単に言うと、自らの皮膚細胞に特定の4つの遺伝子を導入することにより、さまざまな細胞への分化が可能になった細胞として様々な分野での再生医療への応用が期待されています。自分の細胞から取り出すものなので、拒絶反応がないと言われています。それは、薄毛や発毛の分野でも注目を浴びています。
再生医療を基にした育毛は、今までの育毛対策とは根本的に違います。育毛の再生医療は自分自身の頭皮細胞を培養し、それを薄毛の部分に移植するというものとなりますが、これは、自分の髪の毛を移植する自毛植毛に似ていますが、その内容は似ていますが違います。髪の毛を移植するのではなく、毛の生えるもとになる細胞を移植するという治療法となります。
毛の生えるもとになる細胞は底部毛根鞘細胞と呼ばれています。

期待される効果とメリット

この新しい治療法によって育毛業界はかなりの変化をとげるでしょう。それぞれの業界では2018年をめどに行うそうですが、この治療法ができたらハゲのいない世界も実現できるかもしれません。なぜなら、ips細胞での方法であれば、自分にとって最高の育毛剤ができあがるからです。
そもそも、自分自身の健康な頭皮から毛の生えるもとになる底部毛根鞘細胞を採取し、それを培養して増やした後に、注射で薄毛部分に注入します。その結果、周辺の毛根が元気を取り戻し再びフサフサの髪がよみがえるという原理のことができうるからです。
育毛剤による毛根への刺激や、マッサージによる血行促進とは、アプローチの仕方が全く違います。自分自身の細胞で、自分にとって最高の育毛剤をつくっているようなものだと考えると薄毛で悩む多くの方を救う最高の育毛剤、発毛剤になること間違いないでしょう。

副作用やデメリットがあるのか?

しかし、このips細胞が完璧というわけではありません。研究の段階では、細胞が増殖するときに悪性腫瘍化(がん化)してしまいがんを引き起こす場合もあることが発見されています。そのため、まだまだ改良の余地があるとされ、実用化されるのは2018年以降ではないかと言われているということです。
また、ips遺伝子で精子と卵子を作れば、クローン人間が作れてしまうということも言われていて、それが倫理的にとても大きな課題となっていることも事実です。
様々な分野の病気を治すこと、発毛や美容にも効果が期待されているのはとても素晴らしいことですが、一方では、がん細胞などの副作用を改良する方法を見出さなければ結果的に危険な方法ともなり得るのでまだまだ新薬と言えるでしょう。
また、クローン人間の問題は大きいです。便利な新薬が開発されるとき、どこまで使用するのか制限を決めることはかなり難しいでしょう。

便利な新薬でもあり危険な新薬でもある

このips細胞とは、万能のiPod(アップル社)からつけられたと山中伸弥さんは言われますが、iPodのようにぐんぐん伸びるということも期待してつけられたのでしょうか?
きっとips細胞の使い方を正しく行うと本当に未来が変わるかもしれません。今まで治療法がなく命がなくなった病気も助けることができるでしょう。美容業界もぐんぐん伸びること間違いないです。育毛業界もフサフサな髪の毛の人が増えて若返りの新薬ともなりえます。とても楽しみですが、反面、使い方を医療の分野のみに制限するとかクローンを作らない制限をかけるとかで正しくするための何かがないと悪く使う方もきっと出てくると言えるので、ある意味危険なかけにもなります。様々な角度から見ていくと未来がどう変わるかはこれからの使用方法によって大きく変わるのではないでしょうか。楽しみでもあり、不安でもあるのが正直なところです。